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い草の織り方


い草の織り方
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端祥莚(六重織)

330本の経糸と6色のい草を緻密にからみ合わせ複雑に柄を表現した大変厚味のある超高級品です。良質のい草だけで織り上げています。
原料い草は大変吟味された長くて色つやが良く、粒揃いの良い柔軟性のあるい草を吟味しています。

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錦輝織(四重織)

百年前の織り方を再現したもので表と裏が別々に織られ経糸でつながれた二枚織りで大変厚味のある最高級品です。
良質のい草を多量に使っています。この織り方は明治の頃、花むしろの創志者である。磯崎眠亀氏の考案したものを現代の織機で再現した2枚織りです。
原料のい草は大変吟味された長くて色つやが良く、粒揃いの良い柔軟性のある岡山産のい草を吟味しています。

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鎌倉織(三重織)

経糸が330本あり西陣織のように柄が細かく浮き上がった三重構造の高級品です。良質のい草を多量に使っています。
原料い草は大変吟味された長くて色つやが良く、粒揃いの良い柔軟性のある岡山産のい草を吟味しています。

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錦莞織

経糸が330本あり西陣織のように細かく浮き上がった二重構造の高級品で、表面は肌ざわりが非常に良い細かな織り方になっています。
良質のい草を多量に使っています。

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新袋織

い草と経糸が複雑にからみ合った綾織りで大変丈夫な織り方です。
アゼクラ織りとも呼ばれています。
無地のござによく使われます。

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袋織

経糸が通常の物より100本位い多い330本有り細かい柄をきれいに出せる二重織りです。
良質ない草を使っています。

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中目織

い草と経糸がからまる間隔が、約1.5cm〜2.5cmあり、伝統的な織り方の一つです。
肌ざわりが非常に良く、ボリュームがあります。

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掛川織

い草と経糸がからまる間隔が2.5cm〜3cmあります。
この織り方は、筑後地方に古くから伝わる伝統的な織り方です。

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大目織

い草と経糸がからまる間隔が約2.5cm〜3cmあり、伝統的な織り方の一つです。
肌ざわりが非常に良く、ボリュームがあります。

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双目織

上敷の名称です。い草と経糸がからまる間隔が約1cmあり、等間隔になった織り方です。
畳にもっとも似た織り方で肌ざわりが非常に良い。

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変化風通織

畳の表面と同じ織り方で、双目織りより打込み本数が約1〜2割多いためボリュームがあり、丈夫で長持ちします。

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目セキ織

い草と経糸が交互にからみ合った織り方で大変柔軟性があり肌ざわりが良く、座布団やシーツ等に多く使われています。